クルマの話（ジムカーナなど）

バーレーングランプリではトヨタのフロントローにも関わらずブラウンGPのバトンが優勝し、チームとしての総合力の高さを証明したようなレースでしたが、今回のスペインGPもブラウンGPの総合力の高さは変わらないようです。

バトンがポール！　ベッテル2番手、バリチェロ3番手
スペインGP - 公式予選
http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/090509151222.shtml



今回、ディフューザー問題が決着し、ダブルデッカーディフューザーを各チームが投入しているようですが、まだまだ開発が追い付いていないようで、ブラウンＧＰの優位性に変わりはないようですね。
資金力からいえばフェラーリ、マクラーレン、トヨタなどブラウンＧＰよりも優位なチームが多いので、どこまで逃げ切れるかが気になるところです。

今回もブラウンＧＰが優勝候補の筆頭ですがもう一人優勝しそうなドライバーを挙げるとすれば予選で２位を取ったＳ．ベッテルですね。

今年のＦ１は予選後の重量を公開していて、ブラウンＧＰの２台とベッテルの重量がこちらです。

ジェンソン・バトン - ブラウンGPメルセデスBGP001 - 646.0
ルーベンス・バリチェロ - ブラウンGPメルセデスBGP001 - 649.5
セバスチャン・ベッテル - レッドブル・ルノーRB5 - 651.5

バトンとベッテルの差は５.５キロもあります。
ちなみにスペインＧＰがおこなわれるカタロニアサーキットはＦ１Liveの記事によると１０キロ重量が違うと0.3秒の差が出ると言われています。
そのため、この重量差だとバトンとベッテルのタイム差は約0.15秒ほどついてないとおかしいのですが、実際の予選のタイムは0.1秒差のため、それだけベッテルの速さが際立っていると言えます。
燃料が多いと長く走ることができるため、レース戦略の選択肢が増える点を考えると、レッドブルがどういう戦略に出るかによって、白熱したレース展開になる可能性があります。
週末のスペインＧＰはバトンとベッテルに注目ですね。